分からない問題があると一人で怒っているわが子とどう接したらよいか?

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質問

アドバイスお願いします。

中高一貫の中1生です。

 

わからない事があると、机を叩いたり、消しゴムを壁に投げたりしてます。

そして、簡単な問題でも計算ミスが続くとイライラもするようです。

最近は少しましにはなりましたが、問題を解きながらイライラしてるのがよくわかります。

数学は好きで、1人でどんどん先に進めて、難しい問題を解くのか好きなのですが…

 

わからない問題はわかるまで自分でやらないと気が済まないようです。そんなに怒りながらやるなら勉強の意味がないと伝えるのですが変わりません。

親もたまらず、イライラしながらの勉強なんてする意味がないからやめなさいと怒ると、不満そうに寝ますが、しばらくすると、少し機嫌を直して起きてきて、また勉強を始めます。

近くにいる周りの家族にイライラしているムードが伝わ、周りが疲れます。

 

成長すると、キレることはなくなるものでしょうか?

勉強以外では、キレることもなく明るくスポーツも遊ぶことも好きで、穏やかで、ごく普通の子なんですが…学校や自習室などでは勉強中もキレることもなく家の中だけです。学校は楽しく友達も多く、よく遊びますし、親が勉強を強要しているわけでもなく、ストレスを抱えていることもなさそうです。

 

キレるのも、人に対してななく、消しゴムを投げたり、足をバタバタしたり机をバンっとたたたいたり一人で勝手に怒ってます。

どうアドバイスしてどう接したら良いものでしょうか?

 

私からすると怒りながら勉強するなんて、考えられないのですが…

見守るべきか、その都度注意するか悩んでます。

よろしくお願いします。

 

追伸

一つ気になることは、YouTubeやゲームをやり過ぎるとキレやすいと見たことがあります。

小さい時(小1くらい)から、勉強はいちおしているしといい加減になってしまい、制限をかけておらず、テレビ、YouTube、ゲームなどは自由に長時間してました。

テレビやニュース、YouTubeのおかげで、世間や社会情勢、流行りなど、幅広く物知りだったこともあり、そういったことを管理するのをサボってしまってました。

今、失敗だったのかなと気になってます。

普通の子より、幼い時のYouTubeやゲームの時間は多かったと思います。

その影響もありますでしょうか?

回答

こんばんは!

科学者をしております中村大介と申します。

 

勉強が好きで、自分から机に向かっているだけて素晴らしい事だと思います☺️

 

お子さんが机を叩くのは、お子様の問題であり、親御さんの問題ではないので、なにかを言って行動を変わる事はない気がします🤔🤔

 

親御さんができる事は、お子様の勉強出来るスペースを親御さんが見えない位置にするなどかと思います。

相手を変えようとするのではなく、どうやったら相手が望む行動をしたくなるのか、する頻度が上がるのかを考えてみると良いと思います。

 

周りの子達ともうまくやっているなら、もう人間的には十分過ぎるぐらいです😆

そこまで育てた自分に自信を持って、一歩離れたところから見守るのが良いのではないでしょうか??


その後のやり取り

質問者

「おはようございます。

考えていたことと全く違う視点からのアドバイスで、ハッとさせられました。

3人兄弟の真ん中で何事も放置されがちなので、褒められたい欲は他の兄弟よりはあるなあとは以前から思っていましたが。

好きだから勝手に勉強してるのに…と思っていましたが、数学が得意と言われ続けて、得意でなくてはいけないと自然に植え付けられたのかなとも思ったりしました。

 

そして、期待に応ようとし過ぎて、思うようにいかず葛藤しているのではと…

褒めて育てると言われますが、褒めるということも難しいものですね。褒める部分が限定的だったように思います。

長い目でみて、本人が自尊心を高めていけるように接しなければと思いました。

些細なことに目を向けて共感していくというのは、まだまだ具体的にどうすれば良いのかわかりませんし、すぐには難しいことだと感じましたが、今後気をつけ続けようと思います。

 

性格や、環境などいろんなことが影響しているとは思いますが、身体が大きくなって、イライラや不満がエスカレートし、難題にぶつかった時にキレる子になり、よくニュースに出るようなことにならないかなど心配し、大人になるまでに我慢できる人間にさせなきゃとばかり思っていたので、気づかせて頂いてとてもありがたく思います。

 

違う面から改めていこうかと思います。

このようなご指摘を頂いたのは初めてでした。

そして、相手を否定せず、ソフトに指摘するというのは難しいことですのに、それをされる先生の凄さにも敬服いたしました。

本当にありがとうございました。」